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会長挨拶

 皆さまには日頃より東北大学萩友会(しゅうゆうかい)の活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
 東北大学は、1907年に日本で3番目の国立大学として、民間および自治体等からの期待と支援を受けて「杜の都」、「学都」と呼ばれる仙台の地に誕生しました。「研究第一」、「門戸開放」、「実学尊重」の理念のもとに、多くの指導的人材を輩出し、またイノベーションを駆動する世界的な研究成果を挙げてまいりました。1922年には法文学部が設置されたことによって総合大学としての体制が整い、2022年には創立115周年および総合大学100年という節目を迎え、本学の知と多様な人材の力を結集し、新たな価値創造を通して未来に貢献すべくさらなる歩みを進めております。
 これらの歴史の中で、創立100周年を迎えた2007年に次の100年の大学づくりの礎として東北大学校友会として発足し、2009年6月に名称を正式に改めたのが全学校友組織「東北大学萩友会」です。本学の卒業生・在校生・教職員・そのご家族など、東北大学と関わり、応援してくださる皆さまを会員とし、会員相互の親睦と交流を支援し、世代や地域を超えた「東北大学コミュニティ」の発展を目指してまいりました。
 本学の目指す価値創造は、ステークホルダーである校友の皆さまとの対話を通して成し遂げられると考えます。そのため、特に深く関わっておられる萩友会会員の皆様との絆をさらに深めていきたいと考えています。東北大学と萩友会が一体となって、ホームカミングデー、各地区交流会、東北大学懇談会といったさまざまな催しを通して、皆さま一人一人が東北大学コミュニティの一員であることを実感できるよう努めてまいります。
 本学のさらなる発展には皆さまのご支援とご協力が不可欠でございます。今後とも本学並びに萩友会への変わらぬご支援とご協力、そして活動へのご参加をぜひお願い申し上げます。

東北大学萩友会長
東北大学総長