【祝】本学文学部・文学研究科出身の石沢麻依さんが、芥川賞を受賞しました!
2021.07.28
このたび、本学文学部・文学研究科出身の石沢麻依さんが、第165回芥川賞を受賞されました。
対象となった作品は、「貝に続く場所にて」(『群像』2021年6月号)で、東日本大震災の記憶や、現実と非現実の境界を描いており、すでに第64回群像新人文学賞も受賞されています。
7月14日、ドイツからオンラインで参加した記者会見において、石沢さんは「素晴らしい文学賞を受賞する栄誉に感謝しつつ、まだ実感が無いというか、恐ろしいという気持ちがあります」と謙虚な気持ちを語りました。
受賞を記念して、萩友会が過去に連載記事で取り上げた芥川賞・直木賞を受賞した同窓生3名をご紹介します。
・円城 塔 氏(えんじょう とう)
東北大学理学部物理第二学科を卒業。2012年「道化師の蝶」にて芥川賞受賞。
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・佐藤 賢一 氏(さとう けんいち)
東北大学大学院文学研究科西洋史学専攻博士課程前期修了・博士課程後期単位取得満期退学。
1999年「王妃の離婚」にて直木賞受賞。
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・北 杜夫 氏(きた もりお)
東北大学医学部を卒業。1960年「夜と霧の隅で」にて芥川賞受賞。
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